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2008/4/13

めざめ

カテゴリー:感想 書き手:aki

めざめ――。
もう何度読んだか分からないぐらいに好きな小説です。
借金の返済に困ったある男が兄を頼ったわけだが断れたので兄夫婦を殺害、というところからはじまって、何も知らずに遠足から帰ってきた娘はそのかわりはてた両親を見てしまって心を閉ざしてしまいます。
同じ時期に近くの交差点で12歳の少年が交通事故を起こし亡くなりました。同時期に、場所も近くということで不思議なことが起こります。殺された両親のひとり、母の方で美知代といいますが娘を思う気持ちでよみがえります。ただよみがえった先が自分の肉体ではなく、近くで起きた交通事故でなくなった少年、修の肉体だったのです。
この美知代は修として生まれ変わってからはいかにして娘の美沙とどう接点を持つかということで物語は進行していくのですが、なんというか母の子を思う気持ちというのはどんな思いより強いんだなということがよく分かりました。そして同時に自分の親が自分に対してもそう思っているんだなと思うと、文句ばかり言えないなと思います。
このめざめが面白いと思うのが以前生まれ変わりというテーマのゲームをしてその影響を受けたためか生まれ変わりということを少し信じるようになって、ちょうどそれがめざめという小説で疑似体験しているかのように思うからなんだと思います。
美知代は美沙に自分が母だということを知らせることができるシーンがありますが、すでに死に間際でした。せっかく生まれ変わって美沙と出会うことができたのに、でもまた別れなければならない。2度も離れ離れにならなければならない美沙にとってはどれほど辛い思いだったか。
美沙は最期に交わした美知代からのちゃんとやっていっているか心配だったという気持ちをしっかりと受け取ってこれからまたひとりでがんばっていかなければならないけど、そのメッセージはきちんと伝わったと思います。お別れが言えなかったという美知代の気持ちやもう一回お母さんと言ってなど。まさに泣けます。
ずっとずっとこのめざめを語り続けたいと思います。

2008/3/13

悪妻に捧げるレクイエム

カテゴリー:感想 書き手:aki

赤川氏の小説は毎日の通勤時間を利用して読んでいます。
今回は悪妻に捧げるレクイエムで、異なる経歴の持ち主が集まってひとりの作家として小説を書いていくというものです。
日ごろから妻への不満がたまってそれを題材にできないか? ということで持ち上がった。それが妻をどうやって殺してやろうかというものだが、今回何が面白いというと冒頭の通り異なる経歴が集まっているわけだから、それぞれの書き方に特徴があってひとりは小説家。もうひとりはシナリオ、インタビュー形式、詩人といった具合に。とくに赤川氏のシナリオははじめてだったので、新鮮だった。
もうひとつ面白いと感じたのは、書いた小説に似たようなことが周囲にも同様に起こるというところです。しかし実際にどんなに嫌な妻であっても最後は妻を許してしまう男っていうところがほほえましくてすっきりした読後を味わえました。
まだ読んでいないなら一度手にとって読んでみてはいかが?

2008/2/2

久しぶりの日記

カテゴリー:日記 書き手:aki

ミクシイに参加しているのでそちらで日記を時々書いていましたがここでははじめてです。
とくにかわったことはないのですが小説の話を少し――。通勤時間を利用して小説を読んでいるのですが最近はもっぱら杉原爽香のシリーズを読んでいます。毎年定期的に刊行されそれにあわせて登場人物もまた一つずつ年を重ねていきます。
小説の終わりにほかの作家が解説を書いていますがそこでよくあるくだりが、小説の中で設定をかえたり年を重ねるということは小説の世界ではあまりないとのことです。それは書く側の都合のためみたいです。そういう事情を知るとまた小説の面白さがでてきます。
今読んでいる爽香は29歳。布子と河村の夫婦仲がどうなっていくのか楽しみです。

2008/1/23

銀河の旅 第一章「22世紀」

カテゴリー:現代 書き手:DIO

銀河の旅 第一章「22世紀」 
 
西暦2101年1月11日
地球人はついに「太陽系」を制覇した。
一人の偉大な開拓者によって・・・
 
時は戻り・・・
西暦2071年、天文学者、若き広野大志は北海道大学の研究室である実験をしていた。
超重力の研究である。教授からは、「この研究は、今までの学説を全て覆すかもしれないので、もう深く追求しないように」と強く禁止を受けていた。しかし20代になった
ばかりの研究生に、その言葉は通用しなかった。
「冒険」
つねに若者が憧れる言葉であり、広野もその一人だった。
 
超重力とは?
21世紀中盤、広野の父である尊父によって提唱された新しいエネルギーである。それまで人類は石油、反重力や、電磁力などによってエネルギーを確保していた。
地球の磁場は簡単に言うと、N極とS極で構成されている。尊父はその反発しあうエネルギーと、地殻から引っ張る重力のエネルギーを力に変えることに成功した。
2045年、27歳の尊父は赤道直下で磁石を持っていた。「地球は北極と南極があるから、このS極とN極の磁石は反発しあう。しかし、このSN極を合成した金属からエネルギーを取る技術があれば、地球そのものの、莫大なエネルギーを確保できるはずだ。そして、重力を支配できるかもしれない。」そんな研究を重ねていた。
さて・・・実験は・・・
大成功だった。
蓄電機を載せた船の上で実験をした尊父は、想像もつかないエネルギーを確保した。蓄電機の容量は一瞬にして満タンになり、予備の蓄電機もすぐに満タンになった。
数週間後、政府が極秘で開発した石油タンカー、T0130と共に再び赤道直下でSN極を合成した金属で実験した尊父は、震えるようなエネルギーの存在に気付いた。
「・・・このエネルギーは・・・もの凄い力だ・・・地球を爆発させることもできる、今の人類にとって必要だが、多くの人に知られるのは危険だ」
そう、彼は地球そのものが出すエネルギーの存在を知った。そして、それを電力や推進力に確保できる方法も同時に知ってしまったのである。
 
「しかし、このエネルギーを使えば、人間は瞬時にして、木星の先までぐらいは行ける。」
研究者としての欲望が、新エネルギーの確保につながる結果となった。
2047年、国連は、日本を正式な地球代表の第一国として決定した。
もちろん、超重力の研究の成果であるからだ。
しかし、翌年、「超重力」の研究は封印され、長男の広野大志が父の意思を継ぎ、極秘に研究を進めるまで進まない・・・

2008/1/1

あけましておめでとうございます

カテゴリー:お知らせ 書き手:aki

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

aki

2007/12/28

昨夜のミーナ

カテゴリー:現代 書き手:むあ

和基は自分に何ができるのかを探すため憧れのエルンストに会いにドイツへわたった。あるとき広場で同じように通行人相手に稼ぐミーナと知り合い、エルンストの所在を知った。早速エルンストの元へ向かおうとしたが、列車は突然中止してしまった。ひとまず和基はミーナに連絡を考えたが、すでにミーナは部屋を引き払っていた後だった……。

2007/12/23

FINAL FANTASY 8

カテゴリー:二次著作物 書き手:aki

特殊部隊SeeDを養成する私立養成学校(バラムガーデン)で筆記試験を終えたスコールだったが、実技試験や魔女イデアの暗殺などSeeDになるためさまざまな任務を命じられる。しかし与えられるがままの使い捨ての駒のようなSeeDに疑問を感じSeeDの意味を模索し歩きはじめた。

HP開設しました。

カテゴリー:お知らせ 書き手:aki

いつもお世話になっております。管理人のakiと申します。
このたびHPを開設しましたので宜しくお願いします。




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